演劇大学inさかいで
無事に3日間終了しました。
ちゃっぴーこと三嶋孝弥です。
いろんな講座が目白押しの中、2つの講座はスタッフで、もう1つは受講生として参加しました。
1日目は明樹由佳先生の『子ども演劇体験ツクール』のサブスタッフとして。
子どもたちと作品をつくっていきました。
昔から子どもとあまり触れ合ったことがなく不安も大きかったです。
でも、明樹さんのふわっとした優しい空気に子どもたちだけでなく、私も安心しました。
ふたつのチームに別れて子どもたちと『ブレーメンの音楽隊』を作り上げました。
一応、チームの中では最年長なのでリーダーとしてあくせく動くつもりでいたけれど、そんな必要なんてなかったですね。
子どもたちはどしどし意見を自発的に出してくるので、その意見をまとめて調節するだけでした。
ごぞごぞ動き回る子どもたちに『大丈夫かなぁ?』って思ってたけど、そんなこと思う必要もなかったですね。
この子達の可能性を押さえつけずに伸ばしていってあげれたら、もっと演劇文化は面白くなるって確信しました。
子どもたちと共演するのは久しぶりで、しかも芝居となれば初めてで、とてつもなくいい経験をさせてもらいました。
来年も共演できることを楽しみにしてます。
その後、2日にかけて田畑真希先生の『ダンス体験』と『子どもダンス体験スクール』のメインスタッフとして参加しました。
ダンス体験では未経験者からバレエカンパニーの主催まで経験も年齢も性別もバラバラな個性豊かなメンバーが集まりました。
子どもダンス体験スクールはみんな10歳未満で、昨日の『子ども演劇体験ツクール』に参加していた子達もたくさんいました。
田畑先生はおちゃめでチャーミングでとっても可愛らしい方でした。
壁がなくって、言葉じゃなく動作や空気で繋がれる感覚はダンスを始めた頃のワクワクやドキドキを久しぶりに感じました。
ダンスの魅力はこれだな!って思いました。
いろんな壁を突破ってみんなが同じ目線にたって、お互いに、空間を、共有する。
もっともっと踊りまくろうと思いました。
田畑さんと踊れた時間は贅沢で、でもとても楽しくて、時間を忘れて夢中になり、もっと一緒に踊っていたくなる。
参加者のみなさんも笑顔で帰られたのがとても印象的で『この企画を提案してよかった』と本当に思いました。
技術や体力や身体はまだまだな私ですけど、それ以前のダンスの醍醐味を存分に味わい尽くしました。
次は作品作りから発表までいきたいですね。
2日目から3日目は完全に受講生としての参加でした。
清水きよし先生の『パントマイム体験』に出席してきました。
全身の身体の調節方法は面白く『頑張らない』『イメージする』『思い込まない』でもとても理論的で新鮮でした。
踊ってる時はイメージ先行だったので、こうやって理論的な説明は改めて勉強になりました。
しかし、手足が簡単に伸びるのは笑うしかなかったです。
パントマイムの基本も教えてもらいました。
理論はわかる!やることもわかる!でも、できない!
清水さんの積み上げてきた途方もない時間がどれだけのものか身をもって体験しました。
最後は発表までもっていかなきゃいけなかったのに、残り時間は30分!
3人組のグループに別れたんですが、それが今年の本公演の音響『夏樹ひなつさん』と、ダンス演出補佐でお世話になった『ZOOさん』。
これは面白くないわけがない!というか、共演したかった人たちではないか!
ってことで頑張りました。
まぁ、なかなか甘いとこもあったと思うけど清水さんの『思いっきり楽しんで』というのは守れました。楽しかった!!
清水さんの仙人のような雰囲気と気さくな人柄、ふわっと見せる笑顔がとっても好きでした。
交流会では和田先生にこれからの地方演劇の話や、お芝居とはどんなものか、お客さんに対する意識やいろんなことを教えてもらいました。
清水先生にはパントマイムを始めたきっかけから、パントマイムの捉え方や思いなど。今後の人生相談みたいなこともさせてもらいました。申し訳なかったなぁ、と思いながら聞けてよかったです。
次は来年です。
また、皆さんとお会い出来るのを楽しみにしながら、新しい方たちとの出会いも楽しにしています。
今後も踊り続けてやろうと決心した3日間でした。まる!
受講生みんなで作った謎の絵。
ここから新しいダンスが産まれました。
田畑さんとパシャリ。
バランスと柔軟がすげぇっす!