あ、どうも。
「シェヘラザードと偽りの夜」が終わり、10日ほど経ちましたね。すっかり遅くなってしまいましたが、イブリース役のこだまです。
今更感はんぱないですが、ご挨拶を。
あの舞台をあれだけ多くのお客様に見て頂いたこと、たくさんのスタッフの皆さんに支えて頂いたこと、一緒に作ることができた全ての方々への感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
熱い思いが溢れていて、人と人とが繋がれる場所がマエカブなんだろうなと、そう思います。シェへ夜が終わって、少し芝居熱が収まって、何のために芝居をするんだろうって考えてました。昔からずっと考えていて、でも、昔から答えは変わりません。人との繋がり、心の共有がそこにはあるからなんですよね。
今回、少しでも多くの皆さんと何かを共有できていたらそれ以上に嬉しいことはありません。願わくは、少しでも琴線に触れていますように。
さて。
なんかみんなしてるからという安直な理由で私も自分の役をあげていこうかなw
まずは、市場の女!
どーん!!↓
…見えない。いや、あんまり目立ってもだめなんだけど。
後ろに女二人いる方の背の高いほうです。
モブってあんまりやったことなくて、しかもお客さんに話しかけるとか、経験不足すぎて緊張しまくってました…
ハイ次!侍女!ていうか処刑係?
はいどーん!!!↓
背が高い。
10cmくらいのヒール靴をこの時すでに履いていたので、ふらふらしながらオファイラ斬ってましたwこの真っ黒な衣装はすでに着ている下の服とかヅラとかもろもろを隠すために衣装さんが作ってくれました。しかし何度舞台上で転びそうになったことか…「段取り!」とか「上手に斬る!」とかより、この時の私の頭を占めていたのは「ころばない!」でしたわー、今だからオファイラに謝ろうと思います。そんな気持ちで殺しててごめんなさいー。
んでもって。
はいこれが本役どーん!!!!↓
メイド服魔人、イブリースさんです(*´∀`*)
どうしてこうなった!
っていう感じですが。
三嶋氏と二人で魔人やりたいっていったのが最初でした。
そして衣装担当のはるぅのアイディアで結果的にイフリートはああなり、イブリースはこうなりましたw
衣装ありきの芝居だったなぁというのが強い感想ですw衣装違ったらキャラの方向性も違っただろうし。衣装から演技指導から、何から何まではるぅに助けられた公演だったことは間違いありません。しかし人の台詞を真似して桃井か◯りのモノマネするのやめてくださいw本番中、自分の台詞言いながら思い出してしまうというこだまだけハプニングがあったよ…。
イブリースさんはですね、何考えてるかよくわかんないんですが、でもとりあえず、このバグダットは私のものだよね何か文句あるの?くらいに思ってました。でも彼女には目的なんてないんだろうな。ただ、それをするのが楽しいからっていう理由で人を操るし混乱をもたらすし殺しちゃうし。飽きたらきっと幻影(男)呼び出してちやほやされるんだろーなー、なんて素敵なご身分ww
どこまで表現できたかは不安ですが、とりあえず「メイド服!」とか「でかっ!」とかいう眼差しをたくさん受けたような気がします。
わ!この照明!!(人´Д`*).+゚.今回ほんとに素敵過ぎる照明でした…そんな中、アリババちゃんもさくっとやっちゃうよーw
あ!このシーン、みんなお客さんに背を向けてるので、顔を見れたのってイブリースこだまだけなんですよね。
今こそお教えしましょう、この時のみんなの表情。
みんな超いい顔してました!!イブリースさん、みんなの殺気くらってました!相対する役なのに、内心別の意味でドキドキしてました。マエカブの役者でありつつマエカブのファンなものでして…
ドキドキしてたといえばこのシーンも!
お城にオファイラ大塚を助けに行こうとするみんなの殺陣だね!
去年のアリスの時もそうだったんですが、なぜかみんなの殺陣を後ろから見る担当らしいです。モニター越しだと正面から見えるけど、バックからその雰囲気だけを超満喫してました!!!
そしてイブリースとは何の関係もないけど!
この芝居の中で一番好きなシーンはシンドバッドの一人芝居でしたw
さて。長くなりましたがこの辺で。
最後に、ラストシーンのみんなの写真を載せておこうと思います。不思議なことに、初日のこのシーン、後ろから見てて涙が出そうになりました。
このお芝居本編の中では取られなかった可能性がそこにはありました。
過去や未来は努力でも変わるけどほんの偶然や巡り合わせでも変わるものです。選択することもあれば、選択させられることもあります。どんな道ができてていても、力強く歩いていくのが私たちの性なんだろうな。そして、みんなみんな幸せになればいいのにって。そう思ってました。
お芝居ってことでいえば、お芝居するという選択をしたことを全力で楽しめるマエカブでいたいなぁ。後悔しないように、少しでもいいものを少しでもたくさんの方へ。
そんなことを思いつつ次の企画へひた走りたいと思いますー。
では、またどこかで。