お待たせしました!!!
株式劇団マエカブ結成4周年を迎えた本日は、
〜忙しい人のための10分で分かるマエカブの4年間:後編〜
を、お届けいたします!
★前編はコチラから★
2013年6月…マエカブの歴史的には、ちょうど中間のあたりですね。
この年のホール公演は、岡山の劇団、転機与砲さんとの合同公演『嘆きの剣、祝福の鞘と』です。
6月22、23日の2days。
アーサー王伝説を主体としたマエカブ初の西洋系ストーリー。衣装にも鎧が大量に必要となり、小川晴菜が鎧職人の腕をメキメキあげていった作品でもあります。マエカブではあまりやらない映像とのコラボも綺麗でした〜!
とっても楽しかったのですが、やはり香川−岡山。橋を越えた地での稽古は大変! 暑さも手伝って、岡山(転機さんの稽古場)から帰った後は、しばらく動けなくなるほどでした。
ですが、このとき「やっぱり県をまたぐとしんどいね!」とか言ってた劇団が、県外出まくり、来てもらいまくりになるのは、そう遠くない先の話…。
そんな大変だった公演を終えた翌月、7月4日。
マエカブとしては珍しい、TV番組内でのお芝居を披露してきました。タイトルは『サラリーマン桃太郎のプレゼン』。
実はこれに出演しているメンバー以外はほぼ稽古すら見ていなかったので、見たのはテレビモニターの向こう側という。録画して見ました。
しかし、メイクも衣装も凄いなwww
この辺りで、何故か芸術祭にハリボテの出品とかもしていました。
謎すぎる。劇団だよね!? 確か。
そして、FM SUNでラジオ番組がはじまったり…
そうそう。
この年はカブフェスを行わなかったので、その代わりのカブフェス(体を動かす部活動的なフェスティバル、の略)を行いました! つまりは、運動会!
語りだすと長くなるので、気になる方は
コチラで詳細をご覧ください。
さてさてさて。そんなお遊びもはさみつつ…
「県外しんどいわー」と言ってたマエカブが早速、喉元過ぎれば熱さを忘れた結果、2013年の秋は中四国ツアーが組まれました。
それが2013年10月26日〜11月23日にかけて行った『ハツカネズミと人間』ツアー。
これをきっかけに入団したのが、ラッキーです。
↑香川
↑広島
↑高知
10月26日に香川で。11月9日に広島で。11月23日に高知で。
しかもこれ、全部の公演でキャストが違うんですよ!
メインの2人(RIN&三嶋)他数名だけは3公演とも同じでしたが、高知に至っては男役を女優がやったり、なんかギャグテイストに変わってたり。
そして広島は尺の都合で台本を大改革! さらにその大改革した台本が、高知公演では香川バージョンに戻ったので、もう役者たちの頭の中はメチャクチャ!
ホント、お疲れ様でした…。
が、疲れている暇はない訳で!
年末に忘年会などを挟みつつ、
やってきました、2014年!
お次は翌年2014年2月15、16日の『くるりんクエスト〜ゆめのつづき〜』。
RPGの世界観を持った芝居で、純和風のヨコクラうどん店内をガッツリとインカ風に装飾させていただきました。
内部の事情ですが、この時期の公演は稽古時間の確保が難しかったりします。年末年始はどうしても動けなくなる団員が多いので、まるまる2週間くらいほとんど稽古できないこともしばしば。
そしてなにより…寒い!!! 極寒!!!!!
稽古場にはストーブがありましたが、そんなものじゃ足りる訳もなく、とうとう炭に火を起こして温まってました。炭、温かいよ…。たまに餅とかも焼いてました。
炭、便利だよ!
この作品は、こだまのマエカブ団員として初の舞台出演、松岡あやなの音響デビュー作でもありました。
くるクエの後は、とうとう迎える3周年記念公演の稽古を行いつつ、2014年4月12日、13日には『Fighter Phoenix〜朱雀女傑伝』!
RIN作・演出のカンフーアクション芝居でした。マエカブ的に、中華系ってのは珍しいかも!
篠原音夢にとってマエカブ初の、星野沙夜にとっては初めての舞台出演作品が、このFighter Phoenixでしたね。
さぁ…いよいよやってきました、2014年6月21、22日のマエカブ3周年記念公演!
このあたりになると記憶的にも新しいですね。
マエカブ結成3周年記念公演『浮世の国のアリス』!
不思議の国のアリス+花札の世界観が不思議とマッチング! 団員達の間で花札遊びがはやりました。
この公演は記念公演ということで、芝居はもちろん、マエカブの歴史を振り返りつつ団員の紹介をさせていただいた記念本「マエカブック」の配布を行ったり、共催の坂出市と一緒にあれこれやったり…お祭りみたいな公演でした。
宮本はるかは、この公演がマエカブ初出演!
マエカブにとって未だかつてない大規模公演を行った翌々月、2014年8月31日は『カブフェス』!(香川文化芸術フェスティバル)この時のカブフェスから、演劇祭色をメインに打ち出すことになりました。
県内外合わせて10団体以上に参加していただいた、文字通り演劇のお祭り!
マエカブは、このフェスティバルの運営を行いつつ、3つの芝居をご披露させていただきました。
『きのこの山』『ひとでなしの恋』『シンカブ公演 ラクカラーチャ(×2チーム)』の3本です。
この時、当日だけのお手伝いとして参加してもらったはずの田坂涼は、今では立派なマエカブ団員です。
さて。
なんとなく秋はツアー公演という流れが出来つつあるのか、2014年秋も高知・香川での公演を行いました。
シェイクスピアのジュリアスシーザー風な新撰組のお話、『愛の刃』ですね。
この公演は初めは普通に、ごく普通にヨコクラうどんさんで細々と行う予定でしたが「出演したい!」という役者が多かったため急きょ「男優」「女優」に分けて、2チーム制にすることに。
脚本は高知の松島さん(「シェヘラザードと偽りの夜」の脚本も執筆していただきました!)、演出は女回を岡山の城さん。男回を愛媛の玉井さんにお願いしました。作と演出を完全に劇団外の方々にお任せすることで、マエカブに新しい風を! が裏テーマでした。これは大正解だったと思います。
女回は11月24日に高知でも公演を行い(前日の11月23日はラクカラーチャ公演もありました)、
12月13、14日にはヨコクラうどんさんで13日女回、14日男回での公演を行いました。
舞台美術までガラリと変えて、演出が変わるので当然照明プランも変えて、脚本こそ一緒なものの、これはもう、2日で2つの芝居を作るのと一緒! 誰だよ、こんな大変なプラン考えたの!(社長!)
↑女回
↑男回
そして、寒い! 冬のヨコクラは寒いというのを「くるりんクエスト」で学んだはずなのに、またやってしまった…懲りない劇団員たちです。
越智裕子、与力(よりき)は、これがマエカブ初出演作品となりました。
2014年の締めくくりは、高松市の兵庫町商店街で行ったミニ芝居『黒田姉妹(仮)』。
兵庫町商店街のゆるキャラ、ひょこたんのお誕生会をめちゃくちゃにしようとする悪者とそんなことはさせない人のお話。
この公演の後は、マエカブ恒例の大忘年会!
2014年も楽しく疲れた1年でした!
ハイ、お待たせしました! ようやく2015年!!!
2015年最初の公演は…なんと、東京!
中四国からいきなり東京まで飛び出してしまいました。それが『ラクカラーチャ in Matchbox』。カブフェスの時にお披露目した2作品をMIXさせたお芝居です。
なんとこの作品…参加していた演劇祭で大賞をいただきまして、後日賞状が届きました。やった!
この時期は団員達の外部劇団(ユニット)客演参加公演も相次ぎまして、岡山、愛媛、高知でそれぞれ芝居をしておりました。
「マエカブ、今年に入ってから全然香川で芝居やってねぇな!」
そんな声が聞こえたのかはさておき、慰労公演などを挟みつつ、2015年4月25日、26日には東京凱旋公演&新人(シンカブ)お披露目公演の『ラクカラーチャ in Matchbox』&『鬼退治〜大切なもの〜』を行いました。
何故か幕間でトークショーや謎の歌披露とかもあった、てんこもりな公演。
シンカブ公演「鬼退治〜大切なもの〜」は法兼弘季、そして現在マエカブ内で最も新人かつ最年少である谷口継夏のマエカブデビュー作です。
そういえば、マエカブ団員30名越えてますね!
わぁ、いつの間に!!
そして、そして…
本日、2015年5月21日でマエカブは4周年を迎えました!!
10分で分かる…とか言いつつ、これ10分内で読みきれるのか? という疑問が残るほどの期間。それが4年間!
現在は2015年6月20日、21日の本公演『シェヘラザードと偽りの夜』に向けて稽古稽古の日々!
本公演では毎年毎回言っていますが、そんなこんなで4年間を駆け抜けてきたマエカブの集大成をお見せする公演でもあります。
今年は特に新しいことに挑戦しまくっていると思います。新しいマエカブ、そしてマエカブならではの持ち味、全てを出し切る公演になるよう、ただいま全力で取り組んでいます!!!
長くなりましたが、4周年を迎えた株式劇団マエカブをこれからもどうぞご贔屓に♪
応援よろしくお願いいたします!!!!!
おしまい。