浮世の国のアリスにむけて

0
    こんにちは、ヒノキ花粉に半殺しにされている作・演出の岡田です。
    本番まで2カ月をきり緊張感が高ぶってきてます。
    3周年記念公演という事で色々前もって動いていたものの、気がつけば終わっているんだなって思います。
    今までで一番沢山の人が関わっている公演で、何をどこまでできるのか楽しみです。

    3年間でこれだけの仲間達に出会えたのはほんと運がよかったと思います。
    3年間で個々の実力がどんどん伸びていっててそれがうれしいと思います。
    3年間のマエカブの集大成がみせれるよう自分にできる事を精一杯やって結果だします。

    皆様応援よろしくお願いします!
     

    着々と…!

    0
      本番に向けて少しずつですが、確かに進んでいます。

      進むが早いか、来るが早いか…。


      毎度芝居作りは時間との戦いです。

      さて、私、ニゴが(若干毎度の事のような気もしますが)、
      今回も相変わらず殺陣の振り付けの仕事をもぎ取りました。

      しかも今回はなかなか挑戦的な配役で。
      キャスティングした社長(マエカブ代表)の期待に応えられるよう、
      暗中模索しております。

      とは言え、ガッチガチの安パイでこそないものの、
      ある程度は手堅い感じなので、
      あとはそこをどう振り付けでトッピングするか、というトコロ。

      そう。
      殺陣の振り付けは、あくまでトッピングなのです。
      キモの部分は、やはり役者の動き、表現力、スペックなワケです。

      で、悪いクセで、どうしても役者のスペックのやや上をいく振り付けをしてしまうモノ。

      仕方ないんですよ。
      「今出来る事」はいつでも出来ます。
      「もう少しで確実に習得出来る事」を今しないと、きっと先には進めない。

      と、役者にプレッシャーをかけつつ…。

      殺陣稽古中

      殺陣の振り付け担当として、お客様へ一言。

      前回の公演より、また一歩先へ進んだ役者達を、是非ご覧ください。
      そして、更に次の公演までに、如何に成長したかを見守る為に、
      しっかりその目に焼き付けて下さい。



      株式劇団結成3周年の集大成をお楽しみに!

      株式劇団マエカブ結成3周年記念公演
      浮世の国のアリス
      [主催]株式劇団マエカブ [共催]坂出市
      [脚本・演出] おかだたかひろ
      ●日程/
      2014年6月21日(土)19:00開演
      2014年6月22日(日)14:00開演

      ※受付開始は各回開演の60分前、開場は30分前です。
      ※開場前はホールロビーにてお過ごしいただけます。
      ※上演時間は約100分を予定しています。
      ●場所/
      坂出市民ホール
      (香川県坂出市京町2丁目1−13)
      ●料金/
      一般前売2,000円/当日2,500円/学生一律1,000円




      株式劇団マエカブ 副代表
      仁後 哲志

      再来月の今日はアリス本番!

      0
        皆さん、知ってましたか?

        なんと、なんと、

        再来月の今日は『浮世の国のアリス』公演初日らしいですよ( ;゚Д゚);゚Д゚)


        そんな訳で、この土日もアリス稽古でした。


        浮世の国のアリス マエカブ 香川 高松 坂出 劇団


        右は今回は役者ではなく制作スタッフとして参加するミナ(藤井)。

        左は今回、役者兼、演出補佐のRINちゃん。


        「私、RINちゃん先輩より大きいですから!」


        と言い張るミナと、「んな馬鹿な」と言い張るRINちゃんの背比べです。

        RINちゃん、めっちゃ背筋伸ばしてるな!


        *****


        今回は役者がとても多く、シーンも多いので、稽古場では2〜3箇所に分かれて稽古を行っています。

        メインの稽古場では、主に殺陣。

        その他の場所で読みをやったり、動きを考えたり。隅っこでは道具を作ったり衣装を縫ったりも同時進行です。

        浮世の国のアリス マエカブ 香川 高松 坂出 劇団


        これは日曜の1シーン。

        殺陣をつけている途中の写真なのですが、右下に注目。


        浮世の国のアリス マエカブ 香川 高松 坂出 劇団


        水道管らしきものを組み立てている、配管工が2名ほど混ざっています!

        この人たち、これで実は演技中。

        配管工が出てくる舞台なのか…それとも…!?

        ってな感じですかね。

        ちなみに犬兄さん(新谷)に聞いてみたところ「めっちゃ汗かく。メッチャ大変。これは練習が必要や!」だそうです。

        犬兄さんとキャメル(浅井)の勇姿は、劇場にてご確認ください。


        *****



        ところでマエカブでは最近、稽古場に大きなホワイトボードとコルクボードが設置されました。

        コルクボードは主に、近隣劇団の公演チラシをベタベタと。

        ホワイトボードには周知事項などが書かれているのですが、もう、公演当日までのスケジュールがハンパない!!!

        つい先日終わったばかりのファイターフェニックス公演が、遠い過去の出来事に思える程度には、バタバタと動き出しております。


        そんなマエカブ結成3周年記念公演『浮世の国のアリス』、すでに前売りチケット販売も開始しております!

        ヘンテコファンタジー「浮世の国のアリス」お楽しみに!


        株式劇団マエカブ結成3周年記念公演
        浮世の国のアリス

        浮世の国のアリス マエカブ 香川 高松 坂出 劇団

        [主催]株式劇団マエカブ [共催]坂出市
        [脚本・演出] おかだたかひろ

        ●日程/2014年6月21日(土)19:00開演、22日(日)14:00開演
        ※受付開始は各回開演の60分前、開場は30分前です。
        ※開場前はホールロビーにてお過ごしいただけます。
        ※上演時間は約100分を予定しています。

        ●場所/坂出市民ホール(香川県坂出市京町2丁目1−13)

        ●料金/一般前売2,000円/当日2,500円/学生一律1,000円

        特設サイト
        http://maekabu.main.jp/kouen/140621alice/
        前売りWEB予約
        https://mailform.mface.jp/frms/mamen/6xobmzib5i5q

        アリス稽古本格始動!

        0
          ファイターフェニックスが終わって、いよいよアリス本格始動…

          と思ったら、もうすでに6月の本番まで2ヵ月と数日しかないんですね!

          先日その事実に気付き、いきなりガクブルです。


          という訳で、昨日の稽古では早速殺陣シーン作り。


          マエカブ 香川 高松 坂出 劇団


          仕事終わりのスーツ姿で来ていたキャメル(浅井)が「お洋服汚れるのヤーダー」と駄々をこねたため、上着はファイターフェニックスの酒盗。パンツは天鶴という前作を引きずる出で立ちに。

          しかも「革靴すべるー」と言い、靴は仁後氏から強奪。

          結果的に、

          仁後の靴→キャメルがはく
          マメ(遠藤)の靴→仁後がはく
          こだまの靴→マメがはく
          こだま→裸足

          という謎の展開になりました。


          裸足のこだまや、マメ、はっちん(宮本)、音夢、あずにゃん(繁中)は、とにかく総出でチケット準備。切ったり枚数数えてまとめたり。どうにか昨日のうちに準備を終えることができました。

          チャッピー(三嶋)はアリスで使う小道具を手になじませる自主稽古やキャラ作り。先日までやってたファイターフェニックスの天鶴とはまるで違うキャラなので、気持ち的にも切り替えなければいけないのですね。大変大変大変だー!


          さてさて、そんな浮世の国のアリス。

          ファイターフェニックスの会場に足を運んでいただいた方はご覧いただいたかと思いますが、すでに予告ムービーが出来ていたりします。


          <アリス予告ムービー>
          作&監修:おかだたかひろ
          イラスト&編集:藤井茉美
          出演:RIN&遠藤みか




          ヘンテコファンタジー「浮世の国のアリス」お楽しみに!



          株式劇団マエカブ結成3周年記念公演
          浮世の国のアリス

          浮世の国のアリス マエカブ 香川 高松 坂出 劇団

          [主催]株式劇団マエカブ [共催]坂出市
          [脚本・演出] おかだたかひろ

          ●日程/2014年6月21日(土)19:00開演、22日(日)14:00開演
          ※受付開始は各回開演の60分前、開場は30分前です。
          ※開場前はホールロビーにてお過ごしいただけます。
          ※上演時間は約100分を予定しています。

          ●場所/坂出市民ホール(香川県坂出市京町2丁目1−13)

          ●料金/一般前売2,000円/当日2,500円/学生一律1,000円

          特設サイト
          http://maekabu.main.jp/kouen/140621alice/
          前売りWEB予約
          https://mailform.mface.jp/frms/mamen/6xobmzib5i5q

          雹鷲は料理ができるのか。

          0
            皆様Fighter Phoenix〜朱雀女傑伝〜にご来場いただき、誠にありがとうございました。


            どれだけ感謝をしても足りないですが、関わって下さった全ての人へ感謝を贈りたいです。

            この作品は私の中で凄く大きな設定になり、今後も拡げていきたいと思ってる大事な物語です。

            本作が、皆様の心の中にも残っていける作品になっていますように願うばかりです。

            次回作の構想がおりてきたら、また皆様にお披露目したいと思います。
            あと、私の中に置いてある役者や、キャラクターに対する思いを徐々にブログであげていこうと思ってます。

            ひとまずは、Fighter Phoenixに触れてくれた皆さんへ

            凄く楽しかった!!!ありがとう!!!!


            2014/4/17 RIN@雹鷲

            公演を終えて【天鶴】

            0
              株式劇団マエカブオリーブホール公演
              「Fighter Phoenix〜朱雀女傑伝〜」

              無事に全日程終了しました。
              ちゃっぴーこと三嶋孝弥です。

              ご来場いただいた皆様。
              応援していただいた皆様。
              すべての人に感謝しています。本当にありがとうございました。


              さてはて
              この天鶴という役……「てんかく」って読みます。
              間違っても「てんつる」なんて読んじゃだめですよ。
              てんつるだとちんちくりんな感じがしますし、ね。





              天鶴は一言でいうと「パワーキャラ」でした。
              年に1回ペースでこういう私の見た目通りのキャラクターを当ててくれます。
              見た目通りだから苦労しないでいいはずなので、毎回苦労しっぱなしです。
              いい加減になれないかなぁ、自分と思っています。

              前作の「Fighter Fox」は狼牙という役でした。
              こいつは獅子王という城主につかえる、まぁ、特攻隊長みたいな奴でした。牙狼団って団体作って。
              この子もパワーキャラというか、おらおら言ってるキャラでした。

              ほんで、今回の「Fighetr Phoenix」の天鶴。
              こいつは孔雀という国王につかえる、まぁ、側近みたいな奴でした。コウ、ヨク、ソウの3人を引き連れて。






              ……?
              結構似ているキャラクターじゃね?
              と、思いましたが今回は側近のふりをしながら国王を裏切る悪い奴!やったぜ!大出世!

              RINちゃんの中での私のイメージは多分、一貫してこんな感じなのかなぁ?


              今回は殺陣メインのお芝居ということで多くの人の苦労かけました。
              殺陣は嫌いじゃないし、むしろ好きですが……
              まぁ、なかなか自分を客観的に見れなかったり、殺陣で感情表現するのが苦手だったり。
              殺陣の奥深さをまた味わいながら、それでも表現できないことに日々もどかしさを感じていました。
              できが悪い私を最後まで見捨てなかったみなさんに本当に感謝ですorz
              これからも精進します。

              殺陣は2パートありました。
              ひとつは天鶴VS白鷲。RINちゃんとの殺陣でした。



              彼の体術についていくのはなかなか大変でした。
              一緒に練習しながら「さすがだなぁ……」と感心していました。
              スピーディな少しアクロバティックな殺陣になっていたのではないかと思います。

              もうひとつは天鶴VS朱雀。ラストの殺陣です。超重要でした。



              かんちゃんも何度も殺陣を経験している手練れ。
              何度も何度も練習に付き合ってくれて本当に感謝しています。
              その中で少しずつ殺陣にも感情を乗せることができていけたのではないかな?と思います。
              ラストにふさわしい殺陣になっていましたでしょうか?


              今回は照明も担当しました。
              シンプルながらも素敵な照明でこの世界を表現したかったのですが、うまくいっていたかな?
              たくさんの人のお手伝いとご助言をいただいて、何とか初めて照明図を書くこともできました。
              いろいろ至らない点もあったんですが……でも、それでも思うことは。
              やっぱり照明は楽しい、でした。
              次……次もあれば是非、触らせてもらいたいです。照明。


              前作から引き続いての今作。
              本当に本当に大切な作品です。
              劇団Confluxの舞台に初めてたったのも前作でしたし。
              基本的にRINちゃんの台本の世界観はかっこよくて好きです。
              武術が好きだ、という思いがよく伝わってくるのです。


              たくさん迷惑をかけてしまったと思いますが。
              でも、やっぱり一貫して思います。

              とても楽しかった、と。

              この思いがあるからずっと走り続けられるんだと思います。
              これからも株式劇団マエカブをよろしくお願いします。

              ちゃっぴーこと三嶋孝弥でした。

              ちょっとしたクイズになってますwww

              0
                皆様、先日はファイターフェニックスにお越し頂き、誠にありがとうございます。

                ソウをやらせていただきました、犬にい こと 新谷 健です。







                ん?誰か分からないって?
                えと、3人組の1人なんですが…







                あっ!センターに居た人??







                申し訳ございません(><)そちらは、ヨクとなっております。





                あっ!ちっちゃい子か!?






                誠に申し訳ございません。
                そちらは、コウとなっております(´д⊂)





                だめだ…後1人…思い出せない(´Д`;)
                あっ!ビンタされた人!







                正解でございます。
                そちらがソウとなっております(≧∇≦)b
                www


                とまぁ書いてて若干涙が出そうになりましたがwww本人的には非常に楽しい舞台でした(≧∇≦)
                出番の度に、敵や味方にやられるのは結構癖になるもんなんですよ(*゚∀゚*)
                次回作こそ、良い意味で印象に残るよう頑張ります!

                次回作!
                「浮世の国のアリス」も、様々な趣向をこらして必ず楽しいお芝居に致しますので、皆様楽しみにお待ちください!!



                皆様、お越し頂き誠にありがとうございます。

                前説とかやりました。

                0
                  皆さま、ファイターフェニックスにお越し頂き、誠にありがとうございました!
                  チャイナ着て、前説やったり店員やったりしていた遠藤みかです。


                  2月にくるクエを終え、次は6月のアリスに向けて準備を行っていたところ…

                  「モブキャラ(通行人とか、そういうのですね)として出ない?」

                  と声をかけていただき、それくらいなら出来そうかなー…と引き受けさせていただきました。

                  「出番は前半で終わるから、その後は舞台袖でインカム(音響や照明さんとやり取り出来るトランシーバー)つけて待機しててくれない?」

                  と言われ、それは余裕なのですぐさまオッケーさせていただきました。

                  そして

                  「前説もやってよ」

                  と言われ、前説って場内に「携帯電話は電源を切って〜とかアナウンスするやつだよなぁ」と思い、そんなの簡単だわ。と思って引き受けました。楽勝だと思っていました。


                  ところが、


                  「前説で盛り上げてね」「星野沙夜と二人でやってね」

                  と言われ、前説で盛り上げる? 二人でやる???

                  と、そこら辺からちょっと疑問がわいてきました。そして理解しました。前説って、そういうアレか! と前座的な扱いか! と。

                  しかも、これは脚本演出のRINちゃんに対するクレームなのですが「せめて最低限伝えないといけない、内容のガイドラインだけでも出してくれ」とお願いしたら、出てきたの本番の1週間前!

                  私も私で、ニコニコ笑いながら注意事項を伝える程度でいいか。と軽く考えていたので、その時まで全くのノープラン!

                  結局、新人(今回が初舞台!)の星野にアレコレとアイデアを出してもらいつつ、それを私がまとめる。という流れでどうにか台本を作り、作り過ぎて「長い」とか言われつつも本番を迎えさせていただきました。


                  そんなこんなで、私はほぼ本編とは関係のないところで戦っておりましたが、とにもかくにもファイターフェニックス、無事公演を終えることができホッとしました。

                  ご来場いただいた皆さま、本当に本当にありがとうございました。

                  楽しかったです!


                  マエカブ 香川 高松 坂出 劇団

                  酒盗(しゅとう)とは、魚の内臓を原料とする塩辛である。

                  0
                    先日はたくさんのご来場、ありがとうございました。

                    酒盗、ニゴです。


                    今回は(も?)ほとんど演者としてしか参加できてなかったのですが…
                    手前味噌ではありますが、とてもスキな台本でした。

                    幼少の頃よりジャッキー・チェンが大好きで、
                    恐らくそれをこじらせて殺陣をやり始めた私にとって、
                    まさに夢のような台本との巡り会わせだと、恵まれていると思います。

                    実は、前作「劇団Conflux FighterFox」にも出演する予定だったのですが、
                    仕事の予定がハッキリせず、公演一ヶ月前に自主降板した経緯があります。
                    (結局本番日は休暇が取れ、公演を客席から観てましたが)


                    それでもなお、今回起用していただき、大変光栄でありました。



                    さて、酒盗ですが、とても私好みの男でした。
                    飄々としていて、ここぞというタイミングでガツッとカッコつけて。

                    …あれ、コレ…俺じゃね?

                    ってくらい、なんだかとても親近感満載な男です。


                    ただ…酔拳。
                    ま、酔拳と言うのもおこがましい出来のまま本番を迎えてしまったワケなのですが、
                    酔拳…ぽく見えてたなら、良いなァ…。

                    今までも、酔拳に憧れてちょろっとやってみようとしてたんですが、
                    アレ、結構恥ずかしいんですよ。

                    なんせ、確立された拳法なワケですよ。
                    しかも達人クラスの腕がないと使いこなせないような。

                    それを独学でまったくの我流の私が人前で披露するなどと…ッ!


                    RINちゃんが細かく教えてくれて、やっとあの本番のカタチまで出来ました。
                    いつか、酔拳はリベンジしたいですね。





                    え〜、なんだか取り留めのない感じになってきたのでこの辺で終わります。

                    最後に。


                    楽しかったです!

                    制作のシゲナカです

                    0
                      Fighter Pheonix〜朱雀女傑伝〜にご来場いただきました皆様、まことにありがとうございました。
                      両日ともたくさんのお運びを頂き大変うれしく思っております。まずは厚く御礼を申し上げます。


                      さて、今回の公演。私は本役のほかに、制作…いわゆるプロデューサーをやっておりました。
                      もうね、言いたいことが多すぎるから勝手に記事分けます。玄鷹編はまた今度書きます。
                      しつこいって?やかましいわ。わしゃ書きたいねん!感動を伝えたいねん!

                      てなわけで参ります。

                      ことの発端は「オリーブホールで公演したい」というそれだけの動機だったことを覚えています。

                      オリーブホールは私にとって本当に思い出深く、大切な場所です。
                      大学生になって初めて踏んだのは、ここの舞台でした。芝居をつくる初歩の初歩を教えてもらったホールです。このホールがあって、ここで公演してきたからこそ今のわたしがあるのだと思っています。マエカブを立ち上げてからおよそ3年、なかなかオリーブホールでの公演を実現できませんでした。本当は、やりたいという意思ひとつでできたはずでした。しかしわたしには資金も実力もなく、また、芝居を運営として作る能力も備わっていなかったのでしり込みしていたんです。

                      『帰りたいけど、帰れない場所』
                      それが、当時のわたしにとってのオリーブホールでした。

                      ところがある日、ホールのオーナーさんと世間話をしてる最中でした。

                      「なあシゲナカちゃん、芝居やってよ。うちで。」

                      社長さんの一言でわたしの情熱は動き出しました。脚本家兼演出家を捕まえるところからはじまり、出てほしい役者さんに声をかけ、チラシのデザインやら衣装の調達やら、くるりんクエストをやってる裏側でコソコソと進めてまいりました。ホールさんにもオーナーさんにもずいぶんわがままを言いました。かなり困らせるようなこともお願いしました。制作としては雛鳥以下の青二才が無茶ばっかり言って、めちゃくちゃご迷惑をおかけしました。
                      それでも「やりたいようにやったらええんや、俺が応援してやる!」と言い切ってくれたオーナーさん、「結構演劇好きなんだよね、面白いこととことんやってよ!」と笑ってくれたホールの館長さんには、心から感謝しています。おかげさまで、心から楽しく、情熱を燃やせたお芝居を作ることができました。ひとえにオリーブホールさん、そして株式会社ヒッツさんのおかげです。この場を借りて、本当に本当にありがとうございました。

                      そして制作活動の中で猛威をふるってくれたのが、小道具チームのかたがたです。
                      本当に手も首も回らなくなっていたころ、Fighter Foxで玄武神(つまり玄鷹の父)を演じていた福家氏が参上してくれたのです。あっという間に細部まで美しくカラーリングされた武器、そして作りこまれた小道具を用意してくれました。とくに私の武鷹鉄柱なんかは女の子らしいきれいなリボンで装飾してくれましたよ。台本にはキーワードとしか出てこないのにもかかわらず「娘のためや」と役作りに励んでいらっしゃいました。

                      そして、城さん。
                      この方客演なんですよ。客演に小道具の制作を依頼しまくる恐ろしい劇団、それがマエカブ。
                      酒飲みの持ってた鉄瓢箪、国王のかぶっていた素敵な冠、そして玄鷹のかぶっていたお面、さらには大道具の幕にダイナミックな龍の絵をつけてくださったのも城さんです。
                      もう一度言いますが、この方、岡山からお呼びだてした客演さんです。
                      ほんとうにありがとうございました(土下座)

                      ああ、衣装も頑張りました。
                      国王の衣装はわたくしが作ってます。実は「衣装作るから仮面作ってください」と裏取引の材料にしました。
                      すみませんでした。
                      しかも出来上がった衣装は動きにくいことこの上なく、しかも重ね着使用でその上重い。それでも完璧に着こなしてくれた国王様には大変感謝しています。ありがとうございました。
                      玄鷹の衣装もかなりよき評判をたまわり、自分で作って着といてなんですがうれしい限りです。実はあの衣装、自分で手をかけた制作時間じたいは15分というお粗末な代物だったりします。

                      そして一番心を砕いたのが印刷物です。
                      学生のころもやっていたといえばいたんですが、何せマエカブに所属してからはおまめ先生の圧倒的センスによってまかなわれてきたマエカブの印刷物。まいどチラシの評判がよいものですから、わたしが作ってマエカブの名前に傷をつけないかとガクブルしながら作っていました。いつでも修正できるようにコピーで刷り、途中2回ほどマイナーチェンジを施し、カラーポスターも最低限、そしてチケットは作演出のRINちゃんにやっといてと丸投げ。

                      ひ、ひどい。こんなにひどい制作がいていいのか。いや、いるから仕方ないんだけど次からは反省を生かしてもっとうまくやりたいなと思っています。もうお分かりいただけたと思いますが、制作が迷惑かけまくるせいでみんなを本当に戸惑わせていました。普段制作をやってくれる社長、前回やってくれたおまめ先生の有能ぶりを骨にしみるほど実感したしだい。

                      音を選んでくるのも遅かったし、照明にいたっては「相談にのるよ!」といいながら相談されるまでは一言も触れないという放置振り。それでも立派に照明チーフをつとめ上げてくれた天鶴役のみしまには感謝です。

                      音響を担当してくれたへこさん、本番二週間前にSEを引き受けてくれた塩田、そして遠いところからSE補助として参加してくれた高木氏。わざわざ岡山から照明のオペのためにやってきてくれたこだま。当日スタッフとして動き回ってくれた前説シスターズ、藤井、みやぶん、あっきゃん、社長、やまじさん、なおみさん。広報活動に力を貸してくれた橋本、殺陣の指導を引き受けてくれた仁後さん、池上。

                      そして何より、この芝居のためにすばらしく面白い脚本を書き下ろしてくれたRINちゃん。
                      かっこいい主演を神懸かった演技で演じきってくれたかんちゃん。

                      あらためて、当日足を運んでくださった皆様。

                      本当に、ありがとうございました。
                      この先も精進して、楽しくて情熱的な芝居を作っていきます。


                      長編大作になってしまいましたが、制作のつぶやきでした。

                      制作 繁中あずさ

                      | 1/3PAGES | >>

                      calendar

                      S M T W T F S
                        12345
                      6789101112
                      13141516171819
                      20212223242526
                      27282930   
                      << April 2014 >>

                      selected entries

                      categories

                      archives

                      recent comment

                      profile

                      others

                      mobile

                      qrcode