ドロシーと。

0
    どうも。
    宮本です。


    株式劇団マエカブ2019年本公演 さよなら坂出市民ホール『ドロシーとグズの魔法使い』


    無事幕が下り、打ち上がりました!




    もう1週間が経つのですね。。
    はやい。


    ご来場くださったみなさま、応援、協力くださった皆様、本当にありがとうございます!


    今回は主役、ドロシーを頂きました。

    でも不思議なことにずっとあんまり実感がなかったのですよね。
    作演出の岡田さんから、「ドロシーだよ」って言われた時も、稽古が始まってからも、箱に入ってからも。


    私のマエカブでの歴史は3周年の『浮世の国のアリス』から始まったのですが、その時は桜のカス札役でした。
    5周年の『傾奇者のパレード』の時には、「歌舞伎テイストで、女形もいれて戦国の話だ」という構想をきいた時点で「あ、私の役なくなる。」という危機感から「台詞なくてもなんでもやるので出してください!」みたいなこと言ったら、坂出の町名しか叫べないカラクリ金時になったり。
    *今となっては大好きな役ですが、当時は必死だったのです。

    6周年ではカメ、昨年は為吉。
    どちらかといえば、補佐的な役に回ることが多く、まさか自分が本公演で主役に立つことはないだろうと思っていたのでなかなか実感がなかったのですよね。
    今回もどちらかといえばドロシーはすごく普通の女の子で、周りのキャラクターが個性の大渋滞だったので、主演といいながらもバランサーとして立ち回る感じかな、と思っていました。
    だから主演といいつつ周りをどう魅力的に見せられるか、という使命も持っているのでは、と思い取り組んでいました。 実際、そういう面は多分にあったとおもいます。


    でもいつからか、『ドロシーの物語』というものを強く意識するようになりまして。

    それはきっとトトやカカシ、キコリ、ライオンとの関係のおかげかなと思います。


    今回は愛犬トトの死がトリガーのひとつでした。


    私も昨年、16年一緒にいた猫を亡くしました。

    動物の死に立ち会うのは初めてではなかったのですが、長い時間を共にし、たくさんのことを教え、支えてくれた彼女との別れで思いもよらぬペットロスを経験しました。


    奇しくもドロシーと同じ経験を近くにしていただけに、台本をもらったときにはいつも以上に大切に作品を見つめよう、と思ったのを覚えています。


    そんな愛犬トトは、まめさんでよかったなとおもいます。
    歌舞鬼アリスの時も相棒というか、心の友というか、もう1人の自分というか大切な相手役をさせてもらいました。 その信頼感は今回すごく活きていたなと思います。
    時々グサリと、でも普段は和ませて、遊び相手で、どこか母のような、姉のような、そんな風に優しく見守ってくれる。 トトとドロシーはきっと、ずっとそんな関係だったのでしょうね。
    トトに『大切で、大好きな友達だよ』って言うシーン、台本上では『大好きな友達だよ』っていう台詞なのですが、ちょいと勝手に付け足しちゃいました。

    宮本も、彼女に大好きだよって思って貰えてたかな、と思いながらのシーンでもありました。
    なんだか個人的なことばかしだな。
    すみません(?´?`?)


    カカシのみやぶんさんは稽古が増すごとにカカシになってくれました。
    今回とても重要で大変な役だったのに、毎回良くなる。
    凄いなと思いました。
    わたしも負けないように頑張ろう、と。
    本当に元気づけてくれたとおもいます。
    NOと言えないカカシはそのままきっと、NOと言えないドロシーの心ではなかったかと思っています。
    だから、カカシを見てるのは毎回どこか辛かった。
    だから、カカシが頑張ってくれた姿はやっぱり一倍ドロシーを元気づけてくれたのだと思います。
    あ、衣装は私がデザイン、加工しました!

    思ってたよりいい感じに仕上がってよかった。



    キコリのちゃっぴー三嶋は、本当に優しいキコリでした。
    心許ないって自分で自分に呪いをかけてしまってるけど、それもきっと、いつかのドロシーの姿だと思ってました。
    自分が1番頼りなく思えて辛い。
    何をしても上手くいかない。
    でも、いつも身体をはって戦ってくれるし、守ってくれる、頼りがいのあるキコリでした。
    お芝居の外でも、宮本に『大丈夫?』って声掛けてくれたり、ステップを不安そうに練習してる所に『気負わないで楽しんで』と言ってくれたり。
    こっそりいつも援護してくれるから、時々なきそうになりました。

    あ、キコリも宮本がデザイン以外の衣装担当しました。
    ゆめ可愛いウィッグを三嶋氏に被せられたので私は大変満足です。




    ライオンの福家氏は力強いライオンでしたね。
    彼がいなければドロシーはきっと、自分が死んでる、ということの意味を推し測ることはできなかったのではないでしょうか。
    かくしているの中二病な自分をそのまま見せられているようで、痛々しくてもどかしくて、でも的確に自分の痛いところを突いてくる。
    嫌な奴だけど結局助けてくれるし、いいやつでした。
    ドロシーの虹の剣やニジマスはこの福家さんが作ってくれました。


    ありがとう!


    あとは北の魔女!
    やすおさん!
    もう、パワフルしか言葉がない。
    北の魔女がやすおさんでよかった。
    おふざけの中にちゃんと頼もしさと優しさがあって、存在で空気を変えてくれる。
    ドロシーは本当に北の魔女に助けてもらいました。
    いっぱい名前間違えられたけど。
    ありがとうございました。


    歌、たくさん褒めていただけて嬉しかったです!
    2ヶ月という短い間でしたが、ボイストレーニングに通いました。
    歌は小さい頃からずっと好きで、カラオケはよく行くし、採点でそれなりの点数を出す歌は歌える。くらいの自信はありましたが、ほとんど自己満足でして。
    人様に『私の歌を聴けー!』というほど上手くはない、と思っていたので、割とプレッシャーでもあったシーン。
    でも先生にいろいろ技術や英語の発音、イメージやコツを教わっていくうちに自信も少しずつついての、あのシーンになりました。
    楽しんでもらえたならすごく嬉しい。。
    嬉しい。。


    まだまだ書き足りないことは沢山あるのですが、キリがないのであとはひと言ずつ。


    西の魔女:実はかなり常識人。憎めない麗しさと不憫さが大好きです。
    狼:メガネ上げる仕草が可愛すぎやろ!
    ハチ:私はキコリ派!頑張って落として!
    カラス達:一緒に踊れて楽しかった!宙に浮けたのはとても楽しかったです!
    サル:カオ、怖いから!あと腹筋すごいね!


    こんなに楽しかった舞台が実現出来たのは、ご助力下さった照明、音響、映像、受付スタッフ、劇場スタッフ、舞台装置や綱を担当して下さったタニィさん、美術のまいさん、客演で出演下さった綾市長、まささん、にごさん、はるなさん、そして劇場に足を運んでくださった観客の皆さんのおかげです!!!


    本当にありがとうございました。

    そんなこんなでひとまずこれで一旦、坂出市民ホールとはお別れです。

    寂しいけれど。


    これをただの寂しいコトにしないで、我々は前進していきたいと思います。
    市民ホールで培って来たことはたくさん、そのまま抱えて、マエカブも次のステージへ。


    どうぞ見守って頂ければとおもいます。 よろしくお願いします!


    calendar

    S M T W T F S
      12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    << October 2019 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    profile

    others

    mobile

    qrcode