アリスより、歌舞鬼の国のみんなへ。

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    株式劇団マエカブ2017年本公演「歌舞鬼の国のアリス」、本当にたくさんの方からの応援、そしてご来場、誠にありがとうございました。

     

    主役のアリスを演じさせていただきました、遠藤みかです。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ


    本来なら終演後すぐにでもブログを更新したかったのですが、体力的に(年齢的なものもあってね、なんせアラフォーだからね!)ヘトヘトで遅くなってしまったことをお詫び申し上げます。

    ですが、これでもか! というくらい長文で書いてみましたので、お時間あるときにもでご覧ください。容量制限とかあったら引っかかりそうな勢いで思ったことツラツラ書いていきます。

     

    今作は2014年に上演した「浮世の国のアリス」を主軸に、マエカブキテイストにアレンジ作品でした。
    ですので登場人物は浮世がベースになってはいますが、一部を除き役者が変更していたり、役者の性別が変更していたり、そして「アリス」が歳を重ねて39歳になっていたりして、ほぼ別作品となっています。浮世で自分の夢を探していたアリス(29歳)はその後結婚して(39歳:兼業主婦)となり、新たなる悩みを抱えるようになりました。

     

    「そりゃね。結婚して3年もたてば落ち着いちゃうのわかるよ。けどさぁ…そりゃね。仕事が忙しかったりとか、付き合いとか分かるよ。かといってさぁ…私も働いてるし、ヒマじゃないし、やりたいことあるし…誕生日くらいなんか言えや、兼業主婦なめんじゃねぇー!!!」

     

    可哀想なアリス。39歳の誕生日を迎えた朝、旦那は何も言わずいつも通り出勤してしまいました。

     

    そんな日々のちょっとした理不尽、無理解、不条理。
    これらが積み重なって不満が爆発してしまいます。
    そこに現れるウサギたち。アリスに向けて差し出された紙は緑色でした(もしかしたら照明の関係もあって分かりにくかったかもしれませんが)。そこに捺印さえすれば楽になれる…。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    「本当に?」「本当です!」ぐらりと心が揺らいだ瞬間、アリスの前に現れたカメ。「本当に…それでいいのかい?」
    そしてウサギとカメを追いかけて、さらに"浮世絵師"と名乗る奇妙な人物(?)に導かれ、アリスは"歌舞鬼"の国に迷いこみ、様々な花札たちに出会います。

     

    一番最初は"芒(ススキ)に月"。花札最強、5枚の光札の1つとのことですが、どこか頼りない。オドオドして、すぐ謝るし、とても強そうには見えない。そんな月にアリスは「すみません、って言いそうになったら『ありがとう』って言ってみて」と提案します。

     

    芒に月の山地さんとは、実は2008年、まだマエカブ結成前に別の劇団でも同じような設定で共演したことがあります。その時は立場が逆で、私の方がオドオドして山地さん演じるキャラクターに引っ張ってもらう設定でしたけど。大きな公演で…というか、舞台で山地さんと深く絡むのはもしかしてそれ以来…?(「嘆きの剣、祝福の鞘と」でアーサー王と、アーサーに剣を与えた湖の乙女としては少し絡んだけど)
    今回、二人だけのシーンが多くて、一時期毎稽古のように二人のシーンを詰めてて、もうなにが良いんだか悪いんだか分からなくなるような状態になってました。でも山地さんに「あそこはこういう風に台詞もらえた方が」と教えてもらったり、逆に「あれはこういう風に言ってほしい」と私からおねだりしたり、そうやってアリスと月という関係性を深めていけたなぁと思います。山地さん、ありがとう!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

    ▲下の写真はリハーサル中

     

    そんな月とアリスがピンチのときに助けてくれたのが、新谷犬兄さんと与力が演じる"柳に小野道風"と"柳に燕"。柳族の師弟コンビです。

     

    ビックリマン、って分かります? 私(リアルは38歳)の世代なら知ってると思いますが、光札はビックリマンでいうところのヘッド。種札は天使。カス札はお守りみたいだなぁ、と思っていました。そのヘッドの犬さんは今までずっとお守り的なキャラクターを演じることが多くて(おいしい脇役というやつです)、今回のポジションにアワアワしていました。でも本番、舞台に立っている犬さんは本当にかっこよくて、普段の犬さんとは全然違う人みたいでした。犬さん、スタイリッシュな「…シッ!」をありがとう!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    柳に燕の与力も、慣れない殺陣に苦労しながらも、かっこよく見せるために稽古場でずっと刀を握っていました。そんな傍らで物販やパンフなどに使ったキャラクターイラストも見事に仕上げてくれた彼女。「なんでこんなにたくさんのイラスト描く羽目になったんだろう」とか言いながらも画伯としての本領を発揮してくれました。おかげでキャラクターグッズは大人気! マエカブ新年会か何かの0次会で行った立ち飲みバーで「ねぇ、お願いがあるんだけど」とイラストの依頼をしたのが昨日のことのようです。より、いっぱいお願い聞いてくれてありがとう!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    二人の親、狐の大名役の繁中あずにゃんとは、楽屋で「親としての苦労談義」をしていました。子育て相談、みたいな。「大名さんのとこの子供たちって素直でいいわよねー、ちょっと頭弱いけど(一度あげておいて下げていくスタイル)」って感じで。以前、嘆鞘のときにも某キャラの親を演じた二人なので、なんかデジャブやんー、と懐かしみながら討論(?)していました。あずにゃん、先輩お母さん(?)としてのアドバイス、ありがとう!


    土曜のチビ狐(台本上は"どん兵"って名前がありました)、農村歌舞伎祇園座の鎌田紋妃ちゃん、日曜のどん兵、シャカ力の加藤東真くんとは本当に親子みたいだったね。二人もありがとう! えげつないほど可愛らしさ全開だったよ!(誉め言葉だよ)

    あやめちゃん、お手紙ありがとう。イラスト上手だよね! 運動会のスイカバーの写真、和みました。 とうまくん、慣れない役者を引き受けてくれて、そして制作として舞台を支えてくれてありがとう! すっごく助かった!

     

    月(五平)と燕がやられたとき、物凄く憎たらしい顔と口調でアリスを笑っていたのは、双子の花魁。RINちゃんと、客演の峰山博志さん(Terra岡山芸術会)です。峰山さんは普段シロさんって呼んでるから、ここでもシロさんで失礼します。


    鶴や鳳凰(最初の)にとっては大事な親でも、アリスにとっては憎憎しい奴ら。別に敵対してるとかじゃないけど、会っていきなり「オバタリアン(死語)」って言われたり子供たちがやられて悲しんでるのに「ざ〜んね〜んwww」とか笑われるんですもの。憎たらしくならない訳がない! 稽古のとき、RINちゃんシロさんの口調があまりに憎たらしかったので「RINちゃん…浮世の時は一緒にコンビくんでシロクロウサギやってたのに」「シロさん…カブパレではチーム傾奇者としてチン太と右近だったのに」と嘆いておきました。でもそれはそれ、これはこれ、だそうです。一応私もザブングル風に「悔しいです!」の顔をしておきました。RINちゃん、シロさん。イライラさせてくれて(笑)、ありがとう!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    シロさんと同じく客演として出演してくれたのが、シロクロウサギのクロ、加藤春菜(シャカ力)さん。先輩役者として、リアル母として、舞台の上で楽屋で稽古場で、たくさん勉強させていただきました。どんな状況にも無茶振りにも「むしろ燃える」とばかりに挑んでくださって、初めて加藤春菜という女優を知ったカブフェスでのインプロの衝撃を思い出していました。そして滅茶苦茶やってるようで、きっちりとシロウサギ高木康男の手綱を握ってコントロールしている辺りがさすがです。1場出演者の平均年齢の高さねwww 初共演、楽しかったです。康男は安定の康男。ありがとうございました!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    桜さん!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    これ、狐の大名あずにゃんが撮影した写真で私がお気に入りのやつです。グラビアみたいwww

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ


    桜さんに対してアリスが最初に感じたのは嫌悪感。なんでこんなことやってるの。不条理よ。カスたちをサクラにして、ちやほやされて、それで喜んでるなんて…。でも、桜さんの中にあったのは孤独。多分、親にいっぱい裏切られて、他人に対して信用する心がどこかへいってしまってたのかな。「どうして桜はアリスを親にならせてあげる気持ちになったんだろう」。桜に幕役の三嶋ちゃっぴーが悩んでいた箇所です。チャッピーは浮世でも桜に幕だったので、人一倍桜さんの気持ちが分かって、分かるからこそいっぱい考えていたんだろうな、って思います。結局桜さんはアリスの子供になってくれますが、リアル世界でのちゃっぴーは猪鹿蝶ホトトギスのダンス指導として、まるでお母さんみたいな目で彼、彼女らを見守っていました。それは歌舞鬼の世界でも一緒で、システム上は親(アリス)子(桜)ですが、桜さんはアリスを見守ってくれる優しい母さんみたいな存在でした。ほっとけなくなったんでしょうね。桜さん、優しく厳しくアリスの背中を押してくれてありがとう。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    猪の橋本琢真。蝶の藤井みな。ホトトギスのみやぶん。それと、鹿の福家正洋。
    桜さんから「この子たちの親になれる?」と言われたアリスは言葉を濁し、断ってしまいます。だってなんだかヘンテコな子たちで、この子たちの親になる自信なんてなかったんですもの。
    そうして一度は見捨てた子たちですが、その後アリス自身の成長を経て、浮世絵師がもう一度チャンスをくれます。「私、親になるよ」アリスの子供になった猪蝶ホトたちは、親が出来たことを滅茶苦茶に喜んでくれます。同時に喋ってて何を言ってるんだか分からなかったかもですが(私も分からなかったしw)、とにかく「ありがとうありがとう、嬉しい嬉しい」という気持ちがまっすぐぶつかってきていました。この子たちを絶対守ってあげよう。アリスの中の母性がギュンギュン目覚めていました。ただ…まぁ、その直後に紅葉に鹿が出てきて(中身は浮世絵師ですが)、ああ、やっぱりこの子たちはこの子たちのままだなぁ、と。親がいようがいまいが、変わらないマイペースさは愛おしくすらありました。アリスを親にしてくれて、ありがとう!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    鳳凰…ですかね。肉を食らう桐に鳳凰ですね。鳳凰って肉食なのかな?
    写真は鳳凰というより、小川晴菜ですね。
    役作りのために体を絞りに絞ったり、髪型をヒョウのフレンズのようにしたり、やることの豪快さがそのまま鳳凰という役に現れていたと思います。力強いけど繊細で、役者としても凄いパワーのある女優さん。アリスが歌舞鬼の国で一番最後に親になった札です。花魁たちにポイッとゴミのように捨てられて、感情が爆発して、それが太鼓の音にシンクロする辺りは何度見ても(実際には出番の都合で姿は見れないんだけど)胸熱でした。物販ではグッズやPOP作りの腕もふるってくれて、はるぅのおかげで賑やかなブースになりました。アリスを「お母さん」って呼んでくれてありがとう。鶴のお兄ちゃんたちと仲良くね!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    松に鶴。「なんか俺、ずっと戦ってるんじゃね?」と本人(仁後哲志)が気付いてしまうほど、殺陣シーンが多かった鶴ちゃん。花魁家では「親に意見するなんて気でも狂ったの!?」とすら言われていたのに、アリス家の子になった途端「自分で考えてみて!」と言われて、どっちが鶴にとって幸せなのかは分からないけど、少なくともアリスとしては、自分で考えて決めたこと=アリスを守ることをボロボロになりながらも守ろうとしている姿に胸を打たれました。月との死闘後、アリスはポロポロ泣いちゃってるんだけど(これはリアルに)、その涙を月には見せることができても、鶴には見せたくなくて、振り返る前には涙をぬぐっていました(拭いきれてなかったけど!)。鶴は鶴で、刃物をアリスに見せたくないのか必死に背中に隠そうとして(バレバレだけど!)、そういう、親子だからこそ知られたくないことっていうのが、鶴とアリスの間にはあって、お互いにそこには踏み込まない線引きができていたんじゃないかな、って思います。鶴、ありがとう。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    浮世絵師の池上さんとは、2015年の「シェヘラザードと偽りの夜」の時にも親子役でしたが、今回も最終的に親子になってしまいました。でもどちらも親と子って感じじゃないんだよね。
    本番直前、舞台袖では役者やスタッフが「頑張ろうね」「よろしくね」と握手を交わしたり、コブシを合わせたりしているのですが、池上さんとは「私らそういう関係じゃないじゃん」と、片手をパンッと合わせるだけで言葉すら交わしませんでした。アリスにとって浮世絵師は、最終的には自分の理解者で自分を導いてくれる存在だと分かりますが、そのやり方がアリスの闘争心に火をつける方式というか「やれるもんならやってみろよ」と言われているようで、でもそれがアリスにとって一番効果的だと分かっているのも浮世絵師で…とにかく、馴れ合いをする相手じゃないのは間違いなかったと思います。でも一応言っておくわ。ありがとう。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    カメ役の宮本はっちん。途中のオフィス(出版社)シーンでも描写されていましたが、アリス=カメ。アリスがズーンと落ち込んだときに、アリスの中のカメが出てきちゃうのです。客席からでは気付けなかったと思いますが、実はアリスの持っていたカバンはカメの上着の布だし、カメの上着とアリスの上着は同じ柄の色違いの布を使っていました。これ、衣装のまみたそのこだわりですね。ありがとう!
    カメに対してどんな感情をアリスは持っていたかなーと考えたのですが、考えても考えても何も出てこないです。他のキャラに対しては可愛いとか憎いとか色々あるけど、カメは結局自分だからかな。カメの仕草が可愛いな、とか、そういうのは思うけど、それは多分カメに対してじゃなくて、はっちんに対しての感想だろうし。なので、はっちんへ。アリスとずっと一緒にいてくれてありがとう。私が台詞を覚えるのに、ずっと付き合ってくれてありがとう。アリス以外全部はっちんの読み稽古なんていう無茶苦茶にも付き合ってくれてありがとう。上着を脱いだらジャングル探検隊みたいだったけど可愛かったよ。1年以上やってきた、呼吸合わせの稽古が役に立つときがきて良かったね。ありがとう、さよなら。たらららん。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

    ▲あ、社長が入っちゃった!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

    ▲遠慮せずガンガン入ってくるスタイル

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

    ▲場所を変えてもどうしても誰かが入ってしまう。

     

    写真は、アリス、カメ、浮世絵師の3人で写真を撮りたくて頑張っているところです。
    何度撮っても、後ろを社長が通ったり、福家が頭出してきたり、場所を変えてみても偶然後ろをまみたそが通りかかってしまったり、私ら一生3人だけで写真撮れないんじゃないかと思ってました。撮れて良かった!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    アリスとは直接絡んでいないけど、カエルの継夏、菊に杯の大江さんもありがとう! 物語のスパイスとして、絶対に欠かせない存在でした。大江さんは受付周りのスタッフ長としても兼務していたから、気持ちの切り替えもしんどかっただろうなぁ。カエルもホール入りしてから急に無茶振りされて、ギリギリまでロビーで稽古してたもんね。大変な役だったけどお疲れ様でした。

     

    そしてそして、綾市長、イサエモンさん、高松ロワイヤルの朱夜さん、マジシャンウルさん。"カス"だなんて失礼極まりない役を、見事にかつ面白おかしく演じてくれてありがとうございます!「カスカスカスカス…」って言いながら小走りに登場するの大好きですwww 清清しいほどカスでした!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    藤間絹舞さん(藤間流師範)。物語を鮮やかに彩る素敵な舞、ありがとうございます! オープニングも宴会シーンも、どちらも次の出番の都合でモニターですら拝見することが出来なかったのが残念すぎます。美しかったんだろうなぁ…DVD/BDで拝見するのが今から楽しみです。

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    和太鼓・法螺貝奏者の野中耀博さん、鴨川福神太鼓保存会の皆様。前回に続き今作でも力強い太鼓の音を響かせてくれてありがとうございます。皆さん太鼓のバチを握らせたら物凄くカッコいいのに、楽屋に戻ったり打ち上げの席になったらめっちゃ面白い人たち。そのギャップがまた魅力的! 熱いパッション、ありがとうございました!

     

    それからそれから、舞台を"音"という土台で支えてくれた音響エル。舞台監督との兼任もお疲れ様でした。衣装のまみたそ、ベニーさん、今年も舞台美術を手伝ってくれた舞さん、まっさん。音楽を作ってくれたエダさん、光をくれたミュウさん。受付や物販をしっかりと回してくれたスタッフの皆様。坂出市民ホールの皆様。本当にありがとうございました。本番が始まると役者たちは舞台に行ってしまって、全てお任せしてしまう形になってしまいましたが、安心して任せられる皆さんがいたからこそ、私たちはそこに立つことができました。香川県内から来ていただいた方もですが、遠くは仙台、大阪、静岡、高知、岡山…県外からも集結してくれて、どんだけマエカブ愛してくれてるのよ! とビックリです。同時にめちゃくちゃ嬉しいです。繰り返しになりますが、本当に本当にありがとうございました!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    そして最後に、マエカブ社長の岡田さん。
    大事な大事な本公演の、しかも大事な大事なアリスという役を私に任せてくれてありがとうございました。常に「舞台上でもっといろんな人と絡みたいんだー!」と言っていた私ですが、実現できて嬉しかったです。演出、脚本、制作、舞台美術、カス役…などなど、誰よりもたくさん仕事を抱えて、誰よりも大変だったにも関わらず、打ち上げでいつの間にやら眠ってしまった私に毛布を用意してくれたり、朝起こしてくれたり、ありがとうございます。
    私がマエカブでやりたいことをやりたいように自由に出来ているのは、社長の器のおかげだと常々感謝しております。本当に素晴らしい人です、岡田社長。よっ、おかだや。日本一!
    ちなみにご存知の通り、私の好物はカニです。意味はないけどお伝えしておきます。

     

     

    世の中って、無理解や不条理で溢れていますよね。

    私が悪い訳じゃないのに、なんで謝らなきゃいけないの?
    なんで私ばっかり大変な目にあわなきゃいけないの?
    あんたはいいよねー。
    は? 私の苦労なんて知らないくせに。
    言わないけど、察してよ!
    空気読めよ!

     

    でもそれって、自分のことだけしか考えていないから、そう思えるのかも。

     

    旦那に誕生日を無視されたと怒っていたアリスにも、実はちゃんとローソク39本と共に誕生日ケーキが用意されていました。アリスが勝手に「朝なにも言ってくれないから誕生日を無視された」と思っていただけだったで、旦那はちゃんと「帰ってからゆっくりお祝いしよう、ひそかにケーキを用意してビックリさせてやろう」と考えてくれていたのです。それをアリスは無理解と決め付けて、自分で勝手に不条理にして、旦那の気持ちに気付けなかったんですね。

     

    一歩。一瞬。少しだけ立ち止まって、なんで相手はこういう行動をとったんだろう、ってことを考えてみたら、もっと優しさと思いやりで溢れた世界になるのかもしれません。


    …宣言通り長々としたブログになってしまいました。しかも言いたいこと言ってるだけでまとまってないし! 本番後のテンションのままツラツラと書き綴ってしまいました。

     

    カメが舞台上で「楽しいことや嬉しいことはすぐに当たり前に変わってしまう」と言っていましたが、この公演でいただいた楽しさ、嬉しさは忘れないように、ずっとずっと大事にしていたいと思います。

    最後にもう一度。皆様、本当にほんとうにありがとうございました!

     

    歌舞鬼の国のアリス マエカブ

     

    それでは今日は、これぎり。


    株式劇団マエカブ 遠藤みか(アリス)


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