こんばんは!
福家正洋でございます!
気づけば11月の公演ラッシュも終えまして
12月の気配も近づいて来ましたね。
12月の気配っていうか、クリスマスの気配なんですけど。
この季節になると、サンタになりたいなと常々思います。
さてさて
去る12月20日、香川文化会館3F芸能ホールにて
『兄上、上洛してください』
『花散る〜キンモクセイ〜』
『The New World』
の三本を公演させていただきました。
多くのお客様にご来場いただき、
また残念ながら来ることのできなかったお客さまからも
暖かい応援の言葉をいただきました。
改めて、厚く御礼申し上げます。
私事ですが、こちらの香川文化会館で演劇公演に携わるのは3年ぶりでした。
私やってる間ずっと2年くらいだと思ってて、主催スタッフの方から
3年ぶりですねって言われて、1人で驚愕してました。
3年ってすごいですね。
中学生、高校生は卒業してますよ。
赤ちゃんもなにがしかの意思表示をするようになりますよ。
当時はスタッフで参加していましたが、今回は役者です。
思えば遠くに来たものです。
その頃はもう、役者として舞台に立つことはできないと思っておりました。
今考えると笑い話です。
いかがでしたでしょうか、『The New World』
今回の私の周りの人たちの感想をまとめると
「飛び道具じゃなかったね。」
の一言でした。
そう、飛び道具じゃなかったんです!
私も曲がりなりにも役者です。
舞台で常々いろいろな顔を見せたいと思っておりました。
遂にきた、飛び道具じゃない配役。
ワクテカしながら台本を持ち、稽古に臨みました。
そしたら、まぁ……(笑)
いや笑い事じゃなかったんですけど。
全然動けませんでした。
目隠しして歩いてるみたいな。
こんなに動けないのか!
と、歯噛みしたことも数知れず。
そんな私とずっと一緒に歩いてくれた
はるぅさん、仁後さん、池上さんには感謝の念ばかりです。
作品内で私が演じたシュウは、ずっと一人で旅をしていました。
だけどそんな彼が変わったのは、人と出会い、ヨウと栄太と旅をしてからです。
そして、ほんのちょっと裏話。
設定ではシュウは栄太と同じように漢字表記の秀臣(ひでおみ)という名前がありました。
ありましたっていうか、本名は秀臣なんですけど
彼は旅の途中、どこかでシュウと変えてるんですよね。
そこに何があったのか、ぼんやりと池上さんと話したりして
自分にとってのシュウの大きなターニングポイントでした。
そしてそして
飛び道具ではありませんでしたが、小道具を担当しました。
以前仁後さんがちょっとあげておられましたね
ここからさらに進化するわけですが。
今回は子どものころからずっと作ってみたかった西洋剣や
初めてとなる電子回路にも挑戦しまして
量産品の多い本公演とは違う、密度の濃い小道具制作の時間でした。
本番の日直前までこそこそいじっていた気がします。
あ、後
『花散る〜キンモクセイ〜』の刀や
『兄上、上洛してください』の巻き物や包丁等など
新作や昔の流用などしております。
とここまで
何やら長文になってしまいました。
さぁ、次は1年9カ月ぶりに香川を飛び出します。
名古屋にて公演してきます!
詳細はまた書きますね!
それでは長々失礼しました!