ことしをダイジェスト(※閲覧注意な文字数)
みなさま、100年ぶりですね。
長いこと幽霊部員だった繁中あずさでございます。この度幽霊じゃない団員としてぼちぼちと復帰してます。
(修正)わたしだよ!ってただ示すために置いといたアグラヴェインがXでリンク先の画像として表示されてしもて、あたかも今年の話みたいになったから怪談屋さん置いときます。
しげなかって誰だっけ???の方は初めましてですよね、どうぞお見知りおきを。
2021年本公演「円卓の騎士」アグラヴェインの中の人が最後でした。
思い出してもらえたらな〜という下心で置いておきますね。
さて、思い立ったので最近のマエカブ活動内容をざーっと振り返ってみたいなと思います。
実はわたし、本公演「石を食べた男」でカツラのセットとメイクでお手伝いしたことをきっかけに、カブフェス2023からの復帰でございまして。ですので、わたしが息を吹き返した日からの回顧録です。割と雑ですがご承知おきください。
まずは、マエカブ2023年本公演「石を食べた男」
スタッフとして公演に参加しまして、何をやってたかというと細々したことです。
このお芝居、協力キャスト・協力者の皆様が兎にも角にも豪華でございました。
香川県から客演
NPO法人アーキペラゴ所属 芸術士/星屑ロケッターズ振り付け・三木優希さん
徳島県から客演
ヒノマル声優教室所属の声優・東條優紀さん
香川県から特別出演
絹舞会会主 日本舞踊家の師範・藤間絹舞さん
この時点でパワーありすぎる客演・ご協力のメンツでございまして。
パンフレット眺めながら「なんだこれ、すご」って声が出たの覚えてます。しかも大道具に現役の建設業の職人さん(猫天氏ありがとう)まで加わって。えっしかも職人さん、舞台にしっかりと出てますけど…!?って白目剥きつつ、受付やったり袖から覗いたりしていました。
お芝居の内容としては舞踊にダンスにアクションあり、シュールにボケ倒すシーンあり、桜吹雪わさ〜〜ってシーンもあり、ド派手な演出はマエカブカラーだな〜!って感じる楽しい時間でした。きっと初めて演劇をご覧になる方、子供さんにも面白く感じていただけたんじゃないかと思ってます。
つい最近なのにね、なんかもう、5年くらい前の出来事のように感じている12月です。ただのスタッフだったのにね。いい舞台でいい空気だったから、わたしもお芝居またやりたいって思った大きいきっかけになりました。わたしにとっては萎れすぎていた体に水を与えてくれたような、価値ある時間です。
その後公演があったのが、こんぴら大演劇「伝説の富くじ」
イマーシブシアターという、体験型演劇を実現したこの作品。最初はお客さんで加わりましたが、これが新鮮で面白いのなんのって!毎回違った琴平の町の顔が見られて、役者さんの新しい魅力も発見できて、これは参加すればするほど楽しめる演目じゃないですか!って衝撃を受けたりしていました。
来期からは積極的に携わっていきたいぞ〜とわくわくを昂らせてからの
四国最大の演劇祭カブフェス2023 ※個人の主観です
芝居ってめちゃくちゃおもろいな!!!と、改めて感じたイベントです。
二日間でできる限り欲張ってお芝居みました。だっていっぱいやってるもんな!大きい劇場でド派手なもんばっかりが芝居じゃねえぞ!という芝居魂を感じる2日間です。石を食べた男の感想述べた舌の根も乾かぬうちのアンビバレンツな思いの丈。
そんな中で、私は100億年ぶりに人前でお芝居らしきものをさせていただける機会をいただけましたので、特別企画枠をひとついただいておりました。まあ、中の人なんていないんですけどこんな作品です。
あっ、チャンネル登録とかしないでくださいね、今後何か新しくアップするわけじゃないので…。
「よし、カブフェスに怪談屋さんを呼ぼう」
(意訳:変な行商人が披雲閣の中を横断しつつ不気味だったり不思議だったりする話売り歩いたらおもろいよね)
と、突然に意味のわからないことを言い出した私を否定するでもなく、特別企画枠でやってみたらって言ってくれた社長に感謝。ふつうしょうもな〜〜〜!って言われて終わりです。
ちいさい怪談屋さんがとんでもなくかわいいのでみんな見て。この感じでタヌキの話してるんです、かわいすぎんか???
おおきい怪談屋さんが演目をじっと見ながらお座りしてるのも可愛いので好きでした。みんな見て。
カブフェス後にはアフタートークを含めたカブフェスオンラインも配信しましたね。
笑いすぎてずっとほっぺた痛かったSAN-DAIのリベンジマッチもそうですが、参加されていたみなさんのいろんな思いや感想を小耳に挟むことができてよかったな〜と思います。
そして、カブフェスオンラインでも怪談屋さん登場しました。セットまで組んでます。
その後、新企画の準備をグイグイ進めつつ、2023年12月。
とうとう年間2回目の開催となってしまった、第一回カブフェスin琴平
琴平の町をまるごと舞台にした壮大な規模の演劇フェスです。こちらは琴平バス株式会社様ならびに、琴平の町の皆様のバックアップあっての実現でした。
エリア規模が夏のカブフェスの3倍くらいな感じです。会場同士の距離があるぶん、次の演目に間に合うように街ブラしてみたり、買い食いしてみたり(私は主に買い食いしてました)と、観光と地域交流と演劇が一体となった新しい形の催しだったと思います。
すれ違う人たちがカブフェスのパスをつけて団子食べたりお土産屋さんに寄ったりしてるの見ると、演劇がこんな形で地域に関わり合えることがあるんだなって一種の感動を覚えました。本当に参加できてよかった。準備は鬼のように大変でしたが…。
まず、運営準備がものっすごい大変、そして何が起こるか自分たちにも予測不可能なところがありました。
制作総指揮のはっちん、ほんと〜〜〜〜〜〜にお疲れ様でした!!!
そして、当日スタッフで入ってくれた猫天さんをはじめ、ぶんちゃん、よりちゃん、とにちゃん、あずーちゃんにさおりちゃん、本当にありがとうございました。
受付周りの写真を撮ってなかったの、ほんとうに悔やまれます。
本部にさせていただいていたコワーキングandホステル コトリ琴平様のおっしゃれ〜〜〜!な内観も手伝って、かつて感じたことのないような本部のあり様でしたから、ぜひみなさんにも思い出してほしいです。
それにですね…でかいセット組む準備が必要な、こんぴら大演劇シリーズ「伝説の富くじ」はやることが決まっていましたし、
来年、こんぴら大演劇内の新演目になる予定の「道草芝居」モニター公演があったりしましたし
※衣装作ってました。赤い天狗がとにかくめっちゃかわいいから、ぜひ1回は見てもらいたい。
女性団員チームの演目、女は女上演したし
※本番終えてお酒を嗜む女たち。青ジャージがわたしです。
さらに、はっちん・ちゃっぴー・高木の3人芝居「愛のアレゴリー」も1日2回上演。
そして、怪談屋さんにも来てもらっていたので(中の人などいません)
※撮影猫天さん。遠目に撮ると、あやしすぎるよね。御神木のパワーが圧倒的な一枚。
※無事に商売させてくださった神様にお礼のお参り。
いっぱい並べました。
とまあ、盛りだくさんが過ぎて、もはや記憶が8割くらい無いです。笑
琴平の町にいつもとは少し違う、うきうきした雰囲気を運んでこられていたらいいなと思います。そしてあわよくば、演劇がニッチな種類のエンタメって状態よりは、そのへんでやってるのを気楽に気軽に観て、笑ったり何か思ったりするって感じの身近な存在感になっていくと嬉しいな。
とはいえですよ。カブフェス琴平の隠れMVPは、劇団ヒロシ軍のヒロシさんだと思ってます。
伝説の富くじはツアー仕立ての演目ですが、みんなとはぐれてしまった暁に785段の石段登り続けてこんぴらさんまで到達してしまうってどういうことなんでしょう。全体的な記憶はもううっすらしてるのに、ヒロシさんのXのポスト見て負った爪痕、深い。まだ思い出して笑ってしまうもの…。
そんなこんなで、わたしの目から見たマエカブの活動ダイジェストをつらつらと語らせていただきました。長過ぎてここまで目を通してくださってる方、ほぼいないと思いますがそろそろ総括に入っていきますよ〜。
下半期からでしたが、またマエカブで企画に携わることができる今に感謝しています。そして、変わらない態度で迎え入れてくれるマエカブのメンバーにも心の底から感謝している年の瀬です。いつもありがとう、それと、これからもよろしくお願いします。
来年も面白いことにも新しいことにも関わっていきたいですね。芝居する感覚を取り戻したいので、客演させてくださる先があれば参加してみたいな、なんてことも考えてます。個人的にやりたいなと思う企画もできてますし、来年も盛りだくさんだな〜〜って感じです。干からびていた期間を取り戻すかのように楽しんでまいります。
今後とも、株式劇団マエカブをよろしくお願いします。ついでに、繁中あずさのことも、よろしくお願いします。かしこ。